「トキョーNOVA」沈黙の風

シーンNo12:2001/06/28(木) 20:35

GM>レイさんか、園場さんのシーンですが、どちらか先に書き込んだ方を優先したいと思います。
   自分でやりたい行動を、UPして下さい。
レイ>部下に連絡をとります。フッサの件を任せた加村さんの事が気になりますから。
GM>部下と連絡が付きます。
   「部長、どうしました?」
レイ>「ちょっと加村さんの事が気になりまして。何か変わった事はありませんか?
   どうも例の事故は何物かによる工作だという可能性も出てきました。
   和光が狙いなのかどうかもわかっていませんが、用心に越した事はありません。
   十分に気を付けるように。こちらからは以上です。」
部下>「出向して下さっている、加村さんについて特に代わったことはありません。
   事故の事を気にしていらっしゃったようですが・・・。」
   「本社の方では、事故の調査チームを作り原因究明に当たるそうですが、妨害工作との考えもあるそうなので、
   社として正式な謝罪をおこなうのは、その調査が正式に終了してからになりそうです。」
レイ>「わかりました。念の為加村さんのガードをお願いします。事故に関してわかったことがあったら、こちらからまた連絡します。」
部下>「はい。どのみち開発が終了するまで、加村さんは和光勤めですから、その辺は任せて下さい。
   とにかく、こちらの方でも何か動きが在りしだい連絡を入れますので・・・、では。」
園場>それでは動けそうならSSSに事故当時の私物を取りに行きましょう。
   私のカメラを勝手に奪ったやつをとっちめてやる!
レイ>同行しようと思いますが・・・、園場さん、チーム組みますか?
藤沢>「俺も同行するぜぇ」
園場>おおう、そう言えばチームなんてシステムがあったのだ!
   「そうねえ・・・車あります?」
レイ>そういえば、和光って車作ってないんですよね。まあ、エクゼクのたしなみとして、車は持っている(ハズ)ですが・・・。
GM>本人が持っていると言えば、持っていることになりますよ。直接私が、「無いよ」と言わない限りですが。
GM>で、どうしますか?
レイ>・・・車作ってた・・・。
   それでは、和光のエクゼクらしくジェネシスを。
GM>では、レイ氏の車に3人が乗り合わせ、SSS本部ビルまで移動しました。
レイ>さて、着きましたよ。
   早速受付の方に行ってみましょうか。
GM>受付です。カウンターテーブルには、複数のモニターがあり、CGキャラクターが事故処理や、もめ事の相談、盗難届の受付、
   果ては苦情処理などをやっているようですが、それなりに静かな雰囲気です。
   AIの処理範囲外の対応のために、数人の事務職がいるだけ、人気はそれほどありません。
園場>「すみませんBOーSOサーキットの事故で緊急運搬された者ですけど荷物預かっていませんか?」
CGキャラ>「お名前をお伺いしてよろしいでしょうか?」
園場>「はいはい、園場 華霧と申します。」辺りをキョロキョロ覗う。
CGキャラ>「現在、園場華霧様は、トーキョーNOVA総合病院に入院されています。ご家族の方でいらっしゃいますか?」
園場>「入院中の本人よ!」IDカードを提示します
CGキャラ>「照合いたします・・・・本人の物と確認されました。退院通知がありませんので、係りの人物をお呼びします。少々お待ち下さい。」
GM>程なくすると、SSSの上官の制服を着た人物と、5人ほど一般警官が出てくる。
   身構えたり、銃を構える訳でもないが、妙な威圧感がある。
班長>「体調か快復しだい、事情聴取をさせていただいきたいと思っておりました。お怪我の方はもうよろしいのですか?
   立ち話も何でしょうし、奥へどうぞ進み下さい。」
園場>「たいそうなお出迎えですねぇ、けど自分の都合を優先させてもらうわ。」
   掌をひらひらさせながら
   「私物を返していただきたいんですけど?」
班長>「昨日の今日です。まだ事故調査が始まったばかりの上、回収物の分類もまだ終わっておりません。
   なるべくご期待に添えるよう努力いたしますが、もうしばらくお時間を頂けないでしょうか・・・」
園場>「分類も終わっていない中の情報が外に漏れているのです、しかも私の私物から。」
   「どのような管理をなさっているのかしら?」(インタビューを組み合わせて交渉)
班長>「情報が漏れている・・・?。馬鹿なこと仰る。何を仰りたいのか判りませんが、そう言ったことは、貴女の得意分野ではないのですか?
   マリオンネット内メディアブランク所属だと言うことは判っているのですよ。」
園場>(・・・怪しい)「得意分野ね〜・・・放送された映像をお見せしましょうか?
   それがあなたの管理する回収物の中に同じ物があったらどうおっしゃるおつもり?」
班長>「メディアブランク放映のNEWSは昨夜確認しています・・・。何を考えていらっしゃるのか、はっきり仰っていただけませんか?
   我々としては、特に貴女にご迷惑をおかけした覚えは無いはずでが?」
園場>(ええいうざったい!)「回収物の中にある私のビデオカメラから映像が盗まれた疑いがあるのよ。
   撮影者の許可無くNEWSに流せるわけ無いでしょ、私が意識を取り戻す前に編集局に映像が持ち込まれたのよ。」
   「さて、そんな理由で私物の確認がしたいの期待に添える様に努力して頂戴。」
班長>「・・・・・・判りました・・・。それでは、こちらへ・・・・」
GM>園場が通されたのは、証拠物品の管理庫の一室で、スーツの男が自分のIDチェックを行った後、園場もIDを提示するように言われる。
   スロットに入れるとすぐに照合が終わり、スーツの男が先に入室し、園場に入るように促す。
レイ>さも当然のように自分も後に続きますよ。
  「あ、自分は付き添いの者です。」
GM>スーツの男は、一別するだけで気にした様子もなく中に入れる。そして・・・
GM>入り口の扉が不快な電子音と共に閉まり、外にいるスーツの男が話す。
   「申し訳ないが・・・取り調べのためしばらくここにいてもらう。必要な用件さえ話してくれば時間はかからない。おとなしくしているんだな・・・」
   そう言うと、男はどこかへ去っていった・・・。
GM>シーンチェンジ。

シーンNo13:2001/07/21(土) 23:25

GM>坂上さんの番です。
GM>翌朝・・・トーキョーNOVAが赤道直下といえ、さすがに夜は冷えた。
   襲撃されることを予想し自宅へ戻らなかったが、ホームレスのように公園で野宿する気も起きず・・・一晩中歩き通しで体が重い。
詩亜>しあちゃんにこんな事をさせるなんて・・・(ぶつぶつ)
   でも、どうしたらいいんだろう・・・(しくしく)事務所にも帰れないし、家も心配だし。
   こんな時に頼りになりそうな人・・・(一生懸命考える)
GM>とぼとぼと歩いていると、正面から見覚えのある人が歩いてきます。
   なにやらぶつぶつ独り言を言っているようで、貴女は目に入っていないようです。
藤沢>「けっ、何が『捜査情報はむやみに外部に出せないので、付き添いの方はお一人にして下さい』だ・・・。
   30分以上経ってもも戻ってこないし、これだから警察ッテ組織は・・・」
詩亜>あれ?あの人は、園場さんの知り合いの人・・・。(^_^)にや。つけてみよ♪
GM>大通りの雑踏をかき分け、見失わないように何とか彼の後を付けて行く。
   不意に立ち止まり、ビルの壁に掛けられた大型モニターに視線を移し、流れているニュースを聞き始めている。
キャスター>「先日起きたBOSOサーキットでのバイク事故で、和光技研が被害者側に正式な謝罪を発表しました。
   事故の原因究明は現在調査中であるとの談話と、担当部長の降格や解雇、取締役の辞任などの責任の所在についても、
   随時明確にするとの発表で・・・」
藤沢>「・・・なーんかとんでもないことになってきたぞー・・・」
GM>その後何かを思ったらしく、身を見る替えして坂上さんの方へ近づいてきます。
詩亜>別に慌てることもなくそのまま。
   詩亜のことに気付くならそれでもいいです。そこで気付かなかったら尾行(というほど本格的ではないですが)続行で。
GM>で、藤沢君が貴女に気が付いて、顔を見た後、何か「はっ」とした表情で、駆け寄ってくる。
   不意を付いたように抱きつき、そのまま押し倒してしまいます。
   直後、「プシュ」と何か曇った様な音が聞こえてくる。
レイ(舞台裏)>おーっと、これはスキャンダルですよ!フ○イデー(もう無いか)とかに載っちゃいますよ〜!(笑)
GM>回りの通行人も、「なんだなんだ?」と不振そうに見ている。
GM>また、「プシュ」と言う音が聞こえ、歩道のタイルが数枚割れるのと同時に藤沢が、「うぐ」と唸る。
詩亜>これはあれかな?消音器付きのガン・・・・ってまずいんじゃ!?
   もしもし〜?大丈夫ですか〜〜??>園場さんの知り合いの人
   と、と、とりあえず、物陰にずるずると・・・・あう重い(((。_。;)
藤沢>「つぅーー。大丈夫だ・・・。ケガは無いか?どうやら、何者かに狙撃されたみたいだな・・・。」
GM>貴女にケガが無いか気を使っているようだが、彼の顔は蒼白で、血が足や肩からじんわりとにじんでいるのが判る。
   あまり大丈夫とは言えなさそうだ。
詩亜>だいじょ〜ぶですぅ。とりあえず物陰に行って応急手当しましょう〜。
   メディックにスーパードクター1レベルを足して、医療キットを使えばなおせるかな?
GM>足や肩の傷口を確認し局部麻酔を行い、体内に残った弾丸を取り出す。着用していた衣類に多少の防弾性能が有ったようで、
   幸い骨には異常は無いようである。消毒と縫合を手早く済ませ、細胞活性剤と血液増量剤を投与すると、顔色もだいぶ良くなってきたようだ。
藤沢>「助かった。ありがとう。それにしても・・・あんた医者なのかい。てっきり芸能人か何かと思ったんだけど・・・。」
詩亜>歌って治せるアイドルなんですぅ〜♪医師免許はついでにとったんだからお間違えなく☆
   ところで園場さんはど〜しましたぁ〜?いっしょじゃなかったんですか〜?
藤沢>「あいどる?・・・わりい。テレビ見てない・・・。」
   「あー、園場とは、SSSで分かれた。どっかのエグゼグ風の男と一緒に証拠品の管理庫につれて行かれたけど・・・
   30分以上立っても戻ってこないんで、係りの人に聞いたら、『事故に関する証言調書を取っているので遅くなるかと思います。
   今日はお戻りになった方がよろしいかと。』だってよ。
   何か怪しいと思って、ふらふらしてたら、さっきのニュースと君の狙撃だ・・・。何かあるぜ。」
   「ところで名前きいてなかったな。俺は藤沢一二三(ふじさわひふみ)だ。君は?」
詩亜>「坂上詩亜(さかがみしあ)ですの。よろしくですぅ〜。
   ところで、(ぐぅ〜)何処かゆっくり休めるところ、ないですか〜?
   詩亜ちゃん、一睡もしてなくて疲れたですぅ〜。」
藤沢>「俺の隠れ家がアサクサの方にあるけど。そこでいいなら・・・」
詩亜>「ごめんなさいですの〜詩亜ちゃんついていっていいですかぁ〜?
   と言いながら既に隠れ家へれっつご〜♪状態(爆)」
GM>GM的に、年頃の女の子がそうホイホイと付いていっていいモノなのだろうか・・・
   NOVAって大胆(^^;)。って言うことで、シーンチェンジ。

シーンNo14:2001/08/03(金) 23:37

GM>坂上さん継続です。
GM>藤沢の隠れ家に着きました。アサクサ下町方面の長屋街の一角で、アンモニアアヴェニューにほど近い場所にある。
   NOVAとは思えないほど人間くさい町並み・・・言ってみればハザード前の東京浅草と同じ様な雰囲気を醸し出している。
   (と言っても、ハザード前を知っているのは、記念館で仕入れた知識程度ではあるが・・・)
   藤沢の隠れ家は、古い日本家屋を模した創りで、玄関、台所、合成畳の部屋が一部屋しかない小さな造りだが、思いの外片づいている。
   家具や調度品もほとんど無く、部屋の中央に置かれた丸いちゃぶ台と、本棚が置いてあるだけである。
詩亜>「へぇ〜これが昔の家なんだぁ〜♪(しばらくはしゃぎながらいろいろ見ている)
   ・・・はぁ、なんでこんなことになっちゃったんだろ〜。
   詩亜ちゃんなんにもわるいことしてないのにぃ〜(;_;)」
   畳にぺたんと座り込んでます。
GM>彼は、台所から急須と湯飲みを持ってきて緑茶を出してくれます。自分の分も注いだ後、ちゃぶ台の反対側に座ります。
藤沢>「とにかく状況の整理をしてみよう。どうして狙われることになったのか判らないと、しっかり休むこともできないからな。
   まず、俺が知っていることから。」
   「園場がサーキット上で事故に巻き込まれ、その事故の映像を記録していた。
   そして君が偶然そばにいて、二人とも一緒に病院へかつぎ込まれた。
   園場が取ったと思しき映像がニュースで流れ、その後正体不明の男達に襲撃される。ここまでは間違いないよな。一緒にいたし。」
詩亜>「そうです〜。詩亜ちゃん、あの後事務所に行ったんだけど、なんかトーキーの人がいっぱいいてはいれなくて、
   秘密の通路から行こうとしたら黒ずくめの人に銃口向けられて、
   こんなんじゃ詩亜ちゃんのおうちもあぶないかなって、一晩中歩いてたんですぅ〜(;;)えぐえぐ。
   なんか、詩亜ちゃん狙われてるみたいですぅ〜。
   ・・・やっぱり事故の目撃者(?)っておもわれているからなんでしょうか〜。」
藤沢>「事故の目撃者を消そうとしている・・・なら、その事故を見ているだけでも何かしら問題が起きる・・・と言うことだよなぁ。
   そう言えば、あの後、園場のマンションに行って、彼女のヤヌス(スペル忘れた)の映像を再生してみたら、グレムリンが移っていたんだ。
   って言うことは・・・あ、DAK!
   昨日から今までの芸能ニュースで「坂上詩亜」さんに付いての内容のものを検索してくれ。」
GM>DAKが、「分かったにゃー」と返事をした後、
   昨日から現在までの坂上さんのニュースとピックアップしていく。
   最初は、事故に巻き込まれ入院したことに付いての内容で、次に入院先の病院から突然の失踪。
   トーキーの面々が事務所に殺到し、社長に詰め寄るシーン。
   最後に、スクープと称した低俗なタイトルと共に、坂上さんと藤沢が抱き合って物陰に隠れるシーン。
   これはつい先ほど、坂上さんをかばって負傷した彼を運んでいた所です。・・・何処をどう見ても
   抱き合っているようには見えないが、芸能レポーターは紆余曲折した解釈で、説明を続けている。
詩亜>「ぴ〜!人が一生懸命ひきずってたのにぃ!撮ってるんなら助けてよぉ〜!」怒り心頭である。
   ねぇ、園場さんのヤヌスに変なのが写ってたとしたら詩亜ちゃんのヤヌスには?
GM>トーキーの大部分は、そうしたネタで食ってまし、芸能人なんですから、多少なりともこういった事があるのは仕方ないかもしれません。
詩亜>理性では分かってるですけど〜ぶつぶつ。
GM>で、改めて・・・
   ヤヌスの映像記録は結構短かったはずで、昨日の昼の話とはいえもう残っていないと思ったが、
   念のため何かないか改めて確認してみた。
   すると、記録映像の一部が焼き付けを起こしているかのように、事後の静止画像が残っていた。
詩亜>ありゃ?残ってるね。なにか怪しいのはないかな?ず〜むあっぷなり!
GM>事故を起こしたバイクが、観客席の自分の席に突っ込んでくる直前の映像で、空中に放り出されたバイクに、
   小さな鬼の様なモノが移っており、邪悪な笑みを浮かべている。
詩亜>「あ、ぐれむりん発見です〜♪そうだ、知り合いのトーキーさんにこれを放映してもらうのはど〜かな?
   勿論詩亜ちゃんの名前は出さないで。これがまずいんだったら流しちゃえばいいのよさ♪」
藤沢>「ふーん、こういった物が居るって信じる方なんだ・・・。けど、放送するのはやめた方がいいと思うぜ。
   大抵の人間は、こういった物が存在すること自体否定するからな。特撮だとか言って・・・」
   「それはそうと、この手の物は、誰かが呼ばない限りそうそう出てくる物じゃないからな、呼び出してけしかけた奴から洗ってみるか・・・。」
詩亜>「信じるって言うか、だってうつってるしぃ。」
   放送しないほうがいいのかぁ〜でもでも、呼び出した人を見つけるのって、難しいんじゃない?
   は、もしかして詩亜ちゃんを囮にしようっておもっているのじゃあ〜いやですぅ。
   何度こわい思いをしたことかぁ〜〜!!
  (丸ちゃぶ台を持って)ちゃぶだいくら〜っしゅ!(ひっくり返す・・・・まね)
藤沢>「(ははは)・・・と、とにかく、俺はその手の筋を当たってみるよ。君はここで休んでいた方がいいんじゃないの?ここから出ない方が安全だしね。
   お茶や、食べ物なんか適当に食ってくれて構わないから。」
   「じゃ、行って来るから」(ガラガラ・・ピシャ)
GM>で、そそくさと出かけて行きました。
詩亜>・・・さて、どうしたらいいかな?
   取り合えずマネージャーさんに連絡した方がいいよね。
   ん?その前に腹拵えさせてもらおうかな。ごめんなさい、冷蔵庫の中身で何か作らせて貰います〜。
   一応二人分作っておきます。食べた後、自分の体の中でおかしいところがないかチェックしておきます。
詩亜>(しかし、あの藤沢という人は本当に信用できるのかしら。園場さんの知り合いということだけど・・・園場さん自体一度会っただけだからなあ。
   そういえば病院で追手を撃退した技、あれバサラのダークロードだったような・・・助けて貰っているけど、気をつけなくっちゃ)
GM>なぜか普通の材料が入っている冷蔵庫。一人暮らしの男の部屋にしてはやけに片づいている室内。
   あり合わせの材料で適当なモノをつくり、食べ終わると猛烈な睡魔に襲われる。一眠りしてからマネージャーに電話しようとして・・・・・。
GM>はっ、と気が付くと、窓の外が薄暗くなっている。慌てて時間を確認すると、眠ってしまった日の夕方だった。
   6時間ほど完全に眠ってしまったらしいが、藤沢が帰ってきた形跡はない。DAKが夕方のニュースを流し始める。
詩亜>はっ、寝てたみたい。一応芸能人だから貫徹できると思ってたけれど・・・。
   ではポケットロンとスロート・マイク、ウィスパーを繋いでマネージャーさんに連絡。
   繋がったら他の人が気付かないくらい小さな声で会話します。家に隠しカメラとかあったら困るし。
GM>はい、マネージャーのポケロンに電話して・・・シーンチェンジ。

シーンNo15:2001/08/10(金) 22:44

GM>マスターシーンです。
GM>とある、オフィスの執務室。
   だれも座っていないデスクの前に、男が一人立っている。
   ミラーシェードに覆われた視線ははっきりと分からないが、
   机の持ち主が座っている辺りを眺めている。
GM>ポケロンのコール音・・・
   「SSSです。貴社に潜入していたと思われる人物の身柄を拘束しました。産業スパイの罪で起訴なさいますか?」
   「いや、起訴するのは猶予しておこう。少し反省でもしてもらった方が今後のためだしな・・・。」
   「は?」
   「とにかく、私もそちらに行こう。事はそれから。」
   「分かりました。それではお待ちしております。」
   ・・・ピ・・・
GM>男は身を翻し、出入り口のドアまで移動する。ドアハンドルに手をかけ少し扉を開く・・・。
GM>「他人に任せてばかりでは・・・甘いですよ。部長。」
GM>だれもいないその部屋に独り言のようにつぶやく。
   夕闇迫る屋外の光が、部屋の中埋め尽くす。死神の様に・・・。

シーンNo16:2001/08/11(土) 20:25

GM>園場さんと、レイさんです。
GM>遺留品室に閉じこめられてから5時間・・・
   窓も無く、薄暗い蛍光灯の明かりだけが薄暗く室内を照らしている。
   ポケロンや、ヤヌスの発信妨害も念入りにされているようで、この監禁が最初から予定していた様だ。
   遺留品の類の中には、少し焼けこげたぬいぐるみや、誰かのポケロン、園場の機材の残骸などが置いてあり、
   一応は遺留品室には間違いないようだ。
   念のため、園場の機材に残っていた映像記録を確認してはみたが、案の定、データのすべてが壊れており閲覧すらできそうにない。
しあ(舞台裏)>みしゃさん、発見〜〜!!<少し焼けたぬいぐるみ
        そのドローンはしあちゃんのですぅ〜〜(;_;)ノ
        持ってきて〜〜(無理)
園場>「さ〜てどうしたものかしらね。」其処ら中引っ掻き回したせいで薄汚れている
   「レイさん、SSSに恨みでも買うような覚えがあるかしら?私は職業がら身に覚えがあり過ぎるけどこれはないわよね〜。」
   「時間稼ぎでしかないこの監禁、どう変わっていきますか?」
   てもちぶたさに遺留品の「誰かのポケロン」をいじくります。
レイ>「さてどうしましょう・・・。」特に慌てず騒がず冷静に。
   「私は人に恨みを買うような事はしていませんよ。」
   「とりあえず、事件発生から現在までの状況を整理してみましょう。何か見落としているかもしれません。」
   「シャーロック・ホームズ」を使います。
GM>今までの事、身の回りで起こった出来事についてじっくりと反芻してみた。
   フッサ開発当時から様々なトラブルを起こしてきたエンジンシステム。
   同等のシステムを積んだレーシングバイクのトラブル。そして一昨日起こった惨事。
   どれを取ってみても、自分の部署内の問題から派生していることだ。
   その後、行く先々で妙な事件に巻き込まれている・・・そしてこの時間稼ぎとしか思えない監禁。
   何者かが自分の行動を見ており、それに併せて行動を起こしている。
   すなわち監視されていると考えるのが妥当なようだ。
レイ>「自分を監視している・・・?そう考えると、自分の部署の人間が怪しく思えますね。考えたくないですが・・・。」
    主な部下の経歴等洗ってみたいのですが・・・?
GM>経歴を洗うにしても、今の状況からでは無理と考えた方が良さそうです。
   2人のポケロンが全く通じてない状況では・・・。
   で、いきなり園場がいじっていたポケロンが鳴り出しています。
GM>(・・・ふふふ、さあ登場してもらおうか)
GM>着メロがアイドル歌手(でいいんだよね?)坂上詩亜のメジャータイトルで、ポケロンのディスプレイには、『詩亜ちゃん』と表示されている。
園場>「わっ!なんで?・・・私のポケロンはつながらないのに。」
   ポケロンを耳に当て「もしもしどなたですか?」
詩亜>「どちら様って、あれ?マネさんではない、ですか?」
園場>「その声は坂上詩亜!ってことはこのポケロンは貴方の物ね。」
   「ちょうどよかった、ねえそこに誰かいる?できれば荒事に強そうな人。」
詩亜>急に声を低めて「どちらさまです?マネさんをどうしたんです!?」
GM>電話に出た声の女性は、以前何処かで聞いたことがある・・・。
   病院で一緒の部屋だった、園場華霧という女性の声です。
詩亜>その声は確か園場さん・・・(慌てて)なんでマネさんのぽけろんにでているんですかぁ〜?
   もしかしてマネさんの彼女とか?
園場>「落ち着いて、説明するから聞いて頂戴。」
   「ここはSSSの遺留品室、サーキットの事故の物が置いてあるわ。
   私は自分のカメラが返されていないのに映像がニュースに流れたのを見てここに問いただしに来たの、
   そしたら閉じ込められて何とかできないかといじくっていたらあなたのポケロンがなったわけ、OK」
詩亜>「それは詩亜ちゃんのではないです〜マネさんのですぅ〜
   えと、なんかとじこめられてるらしいです〜、あ、園場さんがです(他の誰かに話している)
   あ!いりゅ〜ひんの中に詩亜ちゃんのみしゃさんありませんかぁ〜!?
   羽根が生えたうさぎのドローンなんですけど〜」
レイ>多分スピーカーにでもなってて聞こえるだろうし、カメラも付いているだろうから・・・
   「これの事でしょうか?」焼け焦げたぬいぐるみを見せる。
詩亜>「(ぬいぐるみを見て)きゃ〜っ!!(感涙)それです〜っ!ああ!少し焦げてるぅ〜
   みしゃさんがないとす〜ぱ〜しあちゃんになれないんですぅ〜(ToT)」
   「みしゃさんみしゃさん、園場さんたちを助けて〜そこから出してあげて〜」
   ≪神業・タイムリー≫を使いたいんですが。脱出に使えそうなものを内蔵していたということで。
GM>OKでーす。
   「みしゃ」が詩亜の言葉に反応して「ぴく」と動く。
   直後、「ちゃらちゃ、ちゃっちゃちゃーー(ド●えもんのアレだと思いねぇ)」
   と前時代的な効果音と共に、懐のポケットから、ポータブルトロン、電動ドリル(充電済み)、
   配線コード、プラスチック爆弾、時計・・・等々を取り出す。
   そして、「破壊工作セットぉ」と間延びした声でそれらを指さした・・・。
レイ>・・・・・・(呆気にとられ絶句・・・)
   (気をとり直して)「さ、さあ、とにかくこれで脱出しましょう。」
GM>はい。それでは・・・
   指向性プラスチック爆弾にリード線を取り付け、ドリルや粘着テープで外に通じる窓扉に爆発物を取り付ける。
   プラスチックセメント(接着剤のことです)で出入り口のドアを密着させ、外部から進入できないように加工し、
   リード線とクオーツ時計それとポータブルトロンで、簡易的な時限装置を作り、タイマーをセットする。
   1分後・・・
   ≪バーーン≫と言う音と共にガラスが割れ、サッシも完全に歪んでしまい、外に吹き飛んでしまう。
   うまく作動したようだ。
レイ>「さあ、園場さん早く!」
詩亜(電話)>『ああ!みしゃさんを忘れないでくださ〜いぃぃ!あとマネさんのポケロンも』
      『詩亜ちゃんはここにいます〜(場所を地図つきで転送)』
園場>あっけにとられながら「そ〜か〜留置所爆破事件ってこうやっておきるんだ〜。」
レイ>(ンな訳あるかいっ!と心の中でツッコミ)
GM>で、お二方。どちらへ向かいます?
レイ>(園場さんに)とりあえず、地図の場所にでも向かいますか?
園場>「そうね、迷惑かけることになるけれど無関係ってわけじゃないしね。」
   「そうそう途中お店よってくわ、カメラがないと落ち着かなくって。」
GM>それでは、アサクサ下町街へ移動です。シーンチェンジ

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