「トキョーNOVA」沈黙の風

シーンNo8:2001/05/23(水) 23:36

GM>園場さんと、坂上さんのシーン。多少時間軸がずれていますが、気にしないで下さい。
GM>園場さんの手配で車を準備し移動した先は、マリオンネット社でした。カードキーを挿入し、早速自分用のデスクへ向かう。
   社内では、今日の昼間起きた「レーサーバイク観客席へダイブ!」のニュースについて、
   事故原因の解釈を垂れている専門家の映像などが流れており、社員もあわただしく動いている。
   そんな中、妙な組み合わせの3人が移動していても、回りはあまり気にもとめていないようです。
詩亜>きょときょと。やや好奇心あり気に周りを見ながらついていきます〜。
青年>キョロキョロ「へー、これがマリオンネット社かー。」
園場>「はいっこっちこっち、ごちゃついてんだから迷わないでね。」
   ”デスク”の三田茂部長の机に向かいます、引っ切り無しに繋る電話を押しのけて、
   「部長!私のレポートも無しにオンエアするなんてひどいじゃないですか!」
部長>「おお、園場君。ケガの方は大丈夫なのかね?重傷で入院したと聞いていたが・・・」
園場>「誤魔化さないでください、撮影者の許可も無く映像を流すなんてどうゆうつもりですか。」
部長>「ちょ、ちょっと待ってくれ。君の署名で送ってきた映像だろ。放映してくれとメッセージも入っていたし、今更そんなことを言われても困るよ。」
園場>「なんですってぇ!・・・映像を届けたのは誰ですか?」
   「私はそんな手配はしていません、不覚にも気を失っていましたから。」
   「だとしたらこの映像には届けた人物の思惑があるはずです。映像を届けた人を調査してください、私は映像を調べます。」
部長>「落ち着け!一度に話すな!・・・まず、映像は君からのメールで届いた。ちょうど事故後から3時間後だ。
   その後、君が入院した事が総合病院から連絡が入っている。君本人の署名もしてあったので、そのまま夜のニュースに流したんだよ。」
   「君の言ったことが事実なら、何者かが君が取った映像を秘密裏に入手し、君の名前で我々に送ってきた。そう言うことになるな。」
   「まず、偽の情報を公開してしまったのなら、我々の沽券に関わる。これは我々報道に対する挑戦だ!私の方でもやれることはやってみよう。」
青年>「なんか、盛り上がってるな。」
詩亜>「ほんとですぅ〜。なんかしあちゃん達にはついていけない世界ね〜。」
   言いながらきょときょとと辺りを見回す。見た目は好奇心っぽく、実はまた襲われないように。
GM>(久しぶりのGM)で、坂上さんが回りを見渡していると、自分たちが入ってきたガラス張りの自動ドアのさらに向こう側の通路の角に、
   何者かがこちらを見ている気がした。その者は、視線が重なったかと思うとすぐに身を翻したかのように、いなくなってしまった。
園場>(気づいていない)「それなら早いとこ調査しましょう、私はこの映像を調べますので部長はメールの送り主をしらべてください。」
   振り向き出て行こうとする。
青年>「病み上がりなんだから、無茶すんなよ・・・おーーい」タッタッタ
詩亜>二人を見送って。
   「そういえば、どうして犯人さんはあんなことをしたんだろ〜?だってあれじゃ園場さんの手柄になっちゃうよね、メリットないのに〜。」
GM>次のシーンに移る前の確認ですけど、坂上さんは2人についていきますか?
詩亜>いいえ。ていうか、残るつもりでアクションをかけました。独り言のような、でも三田氏に質問しているようなそぶりで先述の台詞を言ってます〜。
GM>はいな、それでは、シーンチェンジ。

シーンNo9:2001/06/02(土) 20:26

GM>レイ氏と、園場さんのシーンです。
GM>レイが、先ほどの約束の通り、グリーンエリアの一角にあるマンションまでやってきました。約束の時間までまだ早いようです。
   時刻はすでに真夜中にさしかかろうとしていますが、このあたりは余りベットタウンと呼ぶには騒がしい街のようです。
レイ>彼女を待っている間に、会社に連絡を取ってみましょう。新たにわかった事とか、変わった事はないか・・・?
GM>報道についてのその後の情勢は今のところ変わっていませんが、社内で「WGP」参戦を今回は見送ろうか・・・とか。
   はたまた「フッサ」の問題と相まって、商品の全面回収まで話が進み始めていると言うこと。
   さすがに貴方の部下が、時間を惜しんでまで処理に当たってくれているだけあって、進退問題にまでは進んでいないそうですが、
   このまま状況を打開できる何かが無いことには、「和光技研」としてもさすがに技術部の処分を考えざろうえない。と言ったところです。
レイ>マズイですね・・・。一刻も早く園場さんと合流しなくては。
園場>せかせかと歩きながらマンションまで着ました。
   入り口で佇んでいる人影を見て「レイさんですか?」と声をかける。
レイ>おや、園場さん。・・・どうしたんですか?なんかボロボロですが?
園場>「そんなこっとないですよ。レイさんこそ顔色が悪いですよ?」
   「立ち話もなんですから中で話しましょう。」
   ドアを開けた部屋の中はちょっとした編集室だった。
   壁の真中に巨大なモニターが陣取りその周りに機材が立ち並ぶ。コーヒーを淹れながら園場が椅子を勧める。
レイ>コーヒーを受け取りながら、「早速ですが・・・、かくかくしかじか過去ログ参照・・・という訳なんですが・・・。」
   「クラッシュはさておき、映像に修正された形跡があるというのは・・・。」
園場>「さておきですか。まだ事故に対しての正式な謝罪がされていないんですけどね。」
   機材を準備しながら背中で話す。
   「修正された場所はわかりますよ、修正前に何が映っていたかは記憶が無いですけど。」
GM>確認してみますか?
レイ>・・・謝罪というと、あの事故の時現場にいたのですか?それは初耳です。映像の方は、是非確認してください。
園場>(初耳ですとお、被害者の名前くらい確認しときなさいよ!)ああ言えない。
   映像を画面に出します、修正されたと思わしき個所をチェックします。
   「どうです、何か変な所がありますか?」
GM>園場自身も初めて確認するが、自分が撮った映像の中に、身長30cm位の小鬼の様なモノが写っており、半透明で背後のバイクが見える。
   肉眼で見たときには、こんな物は何もなかったが・・・。
   (プレーヤーに対して、ビデオカメラが魔剣ではありませんが、今回のみの特例です。)
レイ>(小鬼を指差して)「これは一体なんでしょう?」
   修正後の映像には、これは映っていませんでしたよね?なんだかわかりますか?
園場>「うっわあ、心霊写真撮っちゃった。」
   「祟られないようにお払いしたほうが良いのかな?」
GM><ピンポーン>ドアチャイムの音と共に、DAKが起動する。
   「華霧さん、お客様の様です。男性の方ですが、お知り合いですか?」と聞いてくる。
   画面には、先ほどの青年が写っている。
レイ>(ルーラーへ)私は彼を見たことがありますか?
GM>・・・残念ながら、ありませんね。
園場>「は〜いどちら様ですか?IDカードの提示をお願いします。」
青年>「俺だ、俺!」「IDカード(ごそごそ)めんどくさいなぁ・・・ほら」
園場>「ふむふむ、はいっけっこうです。」ドアを開ける「開きましたよどうぞ。」
   レイのほうを向き直って「事故現場で救助してくれた人です。」
レイ>初めまして、和光技研品質管理部のレイです。以後お見知りおきを。
青年>「あーこちらこそよろしく。藤沢と言います。下町で・・・フリーターです。」
藤沢>「・・・鬼・・・?」
園場>「え〜っとそうです、なんでか知らないけれどこんなんでました。」
GM>映像は、バイクが最終コーナーから立ち上がってくるシーン。バイクのフロントステーの所に例のモノが写っており、
   バイクと重なって何か動きのようなモノがあった直後、フロントサスペンションがフルボトムし、その勢いで車体が跳ねあがる。
   そのままカメラの方へ向かってくる。そして激しい衝撃の後、カメラは横倒しになって映像が終わっている。
   放映されている映像と比べると、明らかに例のモノが写っているところが消去されている。
レイ>この映像は園場さんが撮ったものですよね?だとしたら、その後この映像を誰に渡したかなのですが・・・?
   しかし誰がこんな事を・・・?
園場>「私は気絶してそのまま病院に運ばれたので機材の行方はわかりませんよ。」
   「後はその場にいた藤沢が何か覚えているのなら。」ちらりと顔を見て
   「だめっぽい」とふっと笑う。
藤沢>「覚えてるよ。バイクが観客席に突っ込んできて炎上。近くにいたんで、園場とさっきのおねーちゃんを助けた後、駆けつけた救急隊員・・・
   SSSだったかな?・・・がそそくさと救急車に乗せて搬送した。こんな感じだったぞ。」
藤沢>「機材の方も、バイクの破片と一緒に、SSSが回収してたぜ。」
レイ>それでは、とりあえずSSSを洗ってみましょうか。
   現場に来た救急隊員とかがつかまれば、それに越した事は無いし・・・。
園場>「それでは私はSSSのほうに私物の引渡しを要請しますか。」アドレスにコール!
GM>それでは、シーンチェンジ!

シーンNo10:2001/06/18(月) 20:22

GM>マリオンネットに残った坂上さんのシーンです。
GM>デスクこと、「三田」氏は、
三田>「あーー、君は何者かね、園場君の知り合いなら、移動してもらうと助かるんだが・・・ん、君は・・・!歌手の坂上詩亜じゃないか!
   入院していたんではないのかね!」
詩亜>「はいですぅ〜園場さんといっしょにびょーいんにいたんですけど〜だから彼女嘘ついてないですの。
三田>こめかみを押さえつつ「ぼそぼそっと(も、もう少し聞き取りやすく話せんのかね・・・)う、うーん。まず率直に聞こう。
   先ほど来た園場君は、本物かね?付属病院からの連絡では、中傷火傷と腕のと脚の骨折で、サイバーウェア置き換え手術でも
   1週間の入院は必要と聞いている。どう考えてみても、そんなに早く動けるわけがないはずだが・・・」
詩亜>「きゅ〜に難しいこと言われても〜(;_;)詩亜ちゃんは園場さんにはいっかいしか会ったことないのでよくわかんないですぅ〜。
   詩亜ちゃんが気が付いた時にはピンシャンしてましたよぉ〜♪」
詩亜>青年が治したことは何げに隠しています。あくまでも一般人の前では使えない女を演じているので。
三田>「・・・う、うーん・・・そうか・・・。まずは分かった。次に君にについて尋ねよう。」
   「まず、事故当初君は何の目的で、観戦場にいたのかね?」(彼もトーキーよ)
詩亜>「目的って観るためですよ〜?(・_・)きょとん」
三田>「いや・・・、君にバイクレース観戦の趣味があるとは知らなかったモノだから・・・、それは失礼した。」
   「それでは、事故直前の様子はどうだった?何か変わったこととかは?」
詩亜>「変わったこと・・・バイクをマネージャーさんと観てたら、バイクがこっちにとんできたの〜!
   なんかいきなりだったからよくわからなかったですの、ごめんなさい(>_<)くすん」
三田>「そうか・・・ま、わからないのは仕方ない。いくら軽傷だったからと言って、夜遅くまで出歩くのは体に良くないぞ。
   マネージャーさんは、重体だと聞いているし、今日明日くらい病院でゆっくり休んでいたほうが良かったんじゃないのか?」
詩亜>「詩亜ちゃんのみしゃさんを迎えにすりーえす、ってとこに行くんです〜。ゆっくり寝ている場合じゃないんです〜〜(>_<)じたばた」
三田>「お、おーーい!!・・・あーあ行ってしまったか・・・。それにしても・・・彼女ってプライベートでもあの喋り方なのか・・・。会話しにくい・・・。」
   気を取り直して「よし!●ンケル飲んで、調査始めるか!」
GM>シーン変えても良いですか?あと、移動先はSSSでいいの?
ate>え?移動したつもりはないのですが・・・まあいいです。移動先はとりあえず事務所で。シーン変えて下さい。
GM>あれ?そうでしたか。まずは、事務所行きですね。

シーンNo11:2001/06/26(火) 20:49

GM>すいませんでした。昨日書き込み忘れてました。m(_ _)mそのまま坂上さんのシーンが続きます。
GM>夜遅くとは言え、ここトーキョーNOVAの繁華街午前2時は、ある意味昼間の2時以上の賑わいを見せている。
   坂上詩亜が所属する芸能プロダクションもその繁華街の一角に存在している。
   通常この時間の事務所は、警備会社の管理下に入っているはずで明かりは無いはずだが、昨日の事件の処理。
   もしくは、自分のファンからの電話の対応に負われているらしく、すべての窓が煌々と明かりがついている。
   入り口の前には、芸能レポーターらしき一段が事務所玄関前に集まっているようで、ここで自分が姿を現せば混乱が起きるのは確実と思われる。
詩亜>あやや、またこっちですか(^_^;
   えと、こんなこともあろうかと抜け道をチェック済み!今まで事務所からこっそりと抜け出したときに使用していたのを逆走状態で。
GM>抜け道の方に行こうと、一旦事務所と反対側へ足を向ける。
   回り込むように事務所へ移動すると、あと20mと言うところで、黒スーツにサングラスの男が一人、こちらに気づき振り返る。
   手に拳銃を持っているようです。・・・事務所の人や、芸能レポーターで無いことは、どうひいき目に見てもありえなさそうである。
詩亜>あらこんばんは。いい夜ですね〜♪なんて雰囲気じゃない、かな?えへ。
   下手に銃声なんぞしてレポーターの皆様大集合は素晴らしく困るから・・・逃げる!
   できれば特殊特技のチェシャ猫で舞台裏へ行きたいな☆
GM>特技の宣言ですね。OKです。
   にこやかに笑みを浮かべて挨拶すると、一瞬男は躊躇したように動きを止める。
   その後、脱兎のごとく闇の中へ走り出すと同時に男が拳銃を構えるが、あきらめたように舌打ちをする。
   そして、彼女はNOVAの闇へと消えていった・・・。
GM>シーンかえますね。(^^)

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